50代 女性
・氏 名:(Hさん)
・居住地:(福井県)
・年 代:(50代)
・性 別:(女性)
・学習開始時期:(2022年5月頃)
社会福祉士を目指した理由
非正規雇用の福祉施設の相談員として約2年半従事した頃に、会社から正規の職員にとの打診があり、その申し出を受けました。面接の場で、社会福祉士の資格取得を勧められたため、福祉について体系的に学ぶことで自信を持って利用者の方々と接することができるようになればと思い、日本こども福祉専門学校通信教育部の社会福祉士一般通信学科を受講することにしました。
日本こども福祉専門学校を選んだ理由は、ホームページで料金体系がわかりやすく表示されていたことと、専門実践教育訓練給付金制度を利用することができることでした。スクーリングの会場が、アクセスの良い場所にあることも魅力でした。受講中は、作成したレポートを専門の先生方に丁寧に採点して頂き、文章を作成するための非常に良い訓練になりました。
合格までの道のり
試験勉強は、過去問題研究に尽きると思います。そして、合格最低点は年によって違いますが、7割程度取ることができれば必ず合格できています。過去問題を解き(または読み)、問題形式に慣れることが大切ですと今では断言できますが、勉強にはかなり苦戦しました。
通信教育の課題提出後、中央法規出版の過去問題集を購入した2022年5月より、少しずつ解説も含めて過去問題を理解するように努めていましたが、なかなか思うように進みませんでした。仕事以外にも家事や子供達の送迎などで忙しい上、勉強に取り組んでも、年齢的なものなのかすんなり記憶することができませんでした。
思うように勉強が進まず、ストレスが頂点に達した2022年11月頃に、記憶の取っ掛かりとなるノート作りを思いつきました。そして、このノートを繰り返し読み返すことで、たとえ自分の思うような勉強ができていなくても、「試験当日の私が、ノートに書いたことを頼りに、何とか試験に合格してくれる」と思い込むことで、次第に気持ちが落ち着きました。ノートには、科目ごとに過去問題集に出てくる、記憶に残したい事項をまとめました。科目により、人物名と理論名であったり、年号と法律や制度名を時系列に並べたり、必要な数字や割合であったりしました。ノートを読むのと並行して、過去問題集と解説をできる範囲で読んでいました。そして、合格できるか不安な気持ちになる度に、結局私は合格するのだと自分に言い聞かせていました。毎日目にする冷蔵庫の側面には、試験日の日時、合格日の日時、合格して教育訓練給付金(一度で合格すると、費用の20%が返ってきます※)が振り込まれる時期とその金額、110点で合格するなどと書いた紙を貼って、毎日見ていました。
社会福祉士の国家試験ですが、109点で一度目の試験で合格しました。主にノート作りを通して、合格に必要な勉強をすることができた結果だと思います。
これから受験する人へ
合格時の私の年齢は50才です。過去問の勉強を必要量行い、合格を信じることができた人は、年齢に関係なく合格することができるのではないかと思います。
※専門実践教育訓練給付制度による支給には条件があります。
詳しくは当校HPの「専門実践教育訓練給付制度」ページをご覧ください。